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主題としてのコミュニケーション

2011年12月03日 01:23

最後に手紙を書いたのはいつだったか。

宮城県美術館「フェルメールからのラブレター展」みてきました。

フェルメールといったらば、あの『真珠の耳飾りの少女』が大変有名ですが、というかそれ以外僕は知りませんが、作品がとても少ないそうです。今回は手紙に関する作品が3点来てましたが、そのうちの一つ『手紙を読む青衣の女』は修復後初公開らしいですね。
フェルメールブルー」と呼ばれるウルトラマリンを使った色彩がフェルメールの持ち味のひとつだそうで、なるほど鮮やかな青色はとても鮮烈でした。

その他、展示のコンセプトとしては17世紀オランダにおけるコミュニケーションの在り方ということで、直接的な「人々のしぐさ」、「家族の空間」、書簡などを用いた「職業的学術的コミュニケーション」、そして「手紙を通じたコミュニケーション」という4部構成になっていました。

コミュニケーションの場というのは、恋慕とかそういう相手に伝えたい感情であるとか、それを受けて心に生じる感情であるとか、そういうエモーショナルなナニカが存在するわけで、そういうのが絵画を前にした僕達にも、まぁ多少なり響いてくる所に、この展示の醍醐味があったのかな、と思いました。

今だとメールで告白っていうのはもう普通なのですかね。
メールで告白なんて邪道な!と思う僕なんかはもう古い感性なんですかね。どうなんですかね。
当時は手紙での求婚は当たり前で、手紙の常套句を集めた本なんかもあったそうですが、普通に恋愛関係の項目も充実していたみたいです。面白かったのはそれを角が立たないように断る文句もしっかり載ってた事で、親に駄目だしされたから、みたいなのがありました。
ともかく、手紙っていうのはとても重要なものだったと。

そういうわけで、メインのフェルメール作品3点を筆頭に、手紙を読んだり書いたりする場面を描いた絵画がたくさん描かれたということなんでしょうね。
今だと間接的コミュニケーションというとメール、ネットになっているわけですが、こういうのが芸術の主題となる日は来るのでしょうかね。
あるいはもう来ているのでしょうか。
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